番外編
1月1
1月14
前にも書いたけれど
わが家の愛犬チョコが突然体調を崩して
健康を取り戻すまでに一ヶ月かかった
食いしん坊だった彼が
吐いて吐いて
胃の中のものがなくなってもまだ吐いて
下して下して
ついにはまるでおしっこのような便になった
少しは食べても
それが全部上げ下しのもとになってしまう
初め大腸炎だと言われていたけれど
さらに症状は悪化して
膵炎だという診断
数日の入院の後
おう吐や下痢は収まったけれどまるっきり食欲なし
好きな筈の鶏のささみもヨーグルトも
臭いさえも嗅ごうとしない
食べるということを忘れてしまったかのよう
5キロ余りのミニチュアダックスが1キロ減って
さらに食べないとなると
彼はもう生きることを放棄したのだろうかとすら思えた
12才 犬の年としてはもう若くはない
必死でネットで検索して
食欲をなくした犬なら いいとか悪いとか考えるよりも
なんでも食べられるものを上げればいいと書いてあるのを見て
ああそうだ、食べなければ明日をも知れぬ命なのに
ずっとずっと先のことを考えて
与えるものを選ぶなんて馬鹿げたことだと気付いた
アイスクリームなら食べることがあるとの体験談
冷凍庫に入れたままだった白くまくんバーを
砕いて差し出してみると・・・食べた!
何も食べなくなって三日目でやっと初めて口にした食べ物
それを皮切りに
おかず(人間用)に鶏の手羽元を炊いた身を食べるようになった
ゼラチン状の煮汁も薄めて与えたら舐めた
味が濃いかもと思ったけれど
まずは食べることが先決
本来はもっと脂気の少ないものがいいのだろうけど
食欲を取り戻すには手羽元は効果的だった
秘かに末期の食事かもと思いつつ
差し出したアイスクリームがきっかけで
少しずつ少しずつ
食べることに興味を示し始めて
ここ数日はやっとドライフードだけの食事もできるようになった
彼が元気を取り戻したのも
ネット検索で同じ症状の犬を抱えた方の体験談やアドバイスを
読んだお蔭です
たとえ「犬」であっても家に迎えたらもう家族
体調を崩して何を差し出しても見向きもしないと胸が痛くなります
もし同じ状態のワン君がいて心を痛めている方に
参考になればと覚書です
通院の際には
車の運転ができないので雨の日は傘差して
抱いて連れて行くしかなく
そんな時犬用のスリングは便利でした
ストールの両端を縫い合わせて輪にし
中心部分(全体の1/2ぐらい)だけゴムを入れると
ストールの伸縮性がちょうどほどよい感じで
斜め掛けしてワン君を入れると
体を包み込むようにフィットして
おとなしく抱っこして連れて行けました
10月29
2月15
焚火が好き
自在に姿を変える炎 は
いつまで眺めていても見飽きることがない
来るかどうかもわからない鳥を待とうと決めて
訪れた畑では
焚火
煙が梢にまで上がって
鳥は来ないかもと少しがっかりしながら
焚火に魅せられて
畑のおじさんとおしゃべり
ここの鳥に会いに来たので土手だけ歩かせてね~
どこだって歩いていいよ~
もうすぐ家に帰って来るけど 当たってていいよ
鳥が見られるといいね
時折 雪がちらほら舞って
炎は暖かく
言葉も温かく
1時間余り手をかざしながら佇めば
樹上にはただ一羽ヒレンジャク
ああ 来てくれたんだと嬉しくて
しばし遊んでもらう
一度場を離れて
帰りに立ち寄れば
数羽のヒレンジャクが
梢で柿の木で
民家の庭で道端で
静かなショーを見せてくれた
(昨日アップの画像)
炎めらめら パチパチ
ほんわりとした温かさと嬉しさに包まれた日
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